設定ダイアログの各項目について説明します。
コマンドラインからファイルを開いた時、また、ファイルオープンダイアログから「了解」を押した際の展開先ウィンドウを設定します。 「〜ウィンドウで開く」のような指定が無い箇所では、ここの指定に従って展開先が決まります。
コマンドラインからディレクトリを開いた時の展開先ウィンドウを設定します。
コマンドラインからアーカイブを開いた時の展開先ウィンドウを設定します。
コマンドラインでディレクトリを引数に取った時、常に再帰的に取得するようになります。
コマンドラインオプション、-dR と同義です。
再起的に取得する際に、シンボリックリンク先のディレクトリも読み込みこむかどうかです。
画像をスケーリング(拡大縮小)する際の、補完方法を指定します。以下の4種類から指定できます。
Nearest : 近似
Tiles : ????
Bilinear : ????
Hyperbolic : ハイパーボリック
GImageView を起動した時、常にサムネイルウィンドウを開くかどうか、です。
引数にディレクトリを与えられた時、それを無視するようになります。
コマンドラインから起動した時に表示される警告メッセージを抑制します。
.で始まる画像ファイルやディレクトリを開くかどうか、です。なお、ディレクトリビューに関しては(専用の設定 項6.3.3)がありますので、ここの設定に従いません。
ファイルの拡張子判別を行いません。細かく言いますと、 src/gimv_image.c の頭で宣言されている拡張子を持つファイルだけを読むか、 全てのファイルを読むか、です。
終了時のウィンドウサイズ、レイアウトなどを保存し、次回起動時に反映させるようになります。このオプションが OFF の場合、同枠内の設定で「ウィンドウサイズ、レイアウト、各バーの表示/非表示」などの初期状態を設定します。
イメージウィンドウを生成した時の、初期サイズを決めます。
イメージウィンドウを生成した時、自動的に展開画像のイメージサイズにウィンドウをリサイズするようになります。
GImageViewの詳しい挙動を書きますと、まず上の「ウィンドウの初期サイズ」のサイズでイメージウィンドウが生成されます。その後、ここのオプションが有効になっていれば、展開した画像のサイズにイメージウィンドウが自動的にリサイズします。このように動作が2段階になりますので、処理時間は増えることになります。
毎回、ファイルごとに新規イメージウィンドウを作ります。展開したファイルの数だけイメージウィンドウが出来ることになります。また、それらのウィンドウは共有されることはありません。
サムネイル右クリックメニュー、共有ウィンドウで開くから、共有イメージウィンドウを生成した場合に、ウィンドウを最前面に出すようにします。
デフォルトで各種バーを表示します。これらの項目が有効になるには、終了時にウィンドウの状態を保存するが off になっていなければなりません。
イメージウィンドウの設定、自動的に画像のサイズにリサイズするとは逆に、画像をウィンドウの初期サイズにリサイズして表示します。
イメージウィンドウやプレビューなどで、画像ファイルを拡大縮小した時、アスペクト比(画像の縦横比率)を保持するようになります。
デフォルトの画像拡大率を指定します。
イメージウィンドウやプレビューで表示した画像をメモリ上に保持するようになります。具体的な効果は、Tipsの「イメージビューの描画を速くする」を参照して下さい。
サムネイル展開終了時にウィンドウを前面に出すかどうか、です。
これは「ディレクトリの再帰読み込み」を行った時も有効です。この場合、各ディレクトリのサムネイル展開が終了するたびにサムネイルウィンドウが最前面に出てくるようになります。
サムネイルを生成する時に、この間隔で描画を行うようになります。
具体的には、ここで指定した枚数ごとにサムネイルビューが再描画されます。Tipsの「サムネイルビューの描画完了を速くする」も参考にして下さい。
ウィンドウのタブ位置を指定します。
ただし、[設定 / サムネイルウィンドウ ] の終了時にウィンドウの状態を保存するが OFF 状態でないと、本項目は有効になりません。
新しくタブが生成された時、そこに移動するようになります。
タブの右端にクローズボタンが表示されるようになります。
通常、タブにはファイルのパスが全て表示されます。このオプションを外すことで、カレントディレクトリ名だけにすることが出来ます。タブの幅を押さえたい場合などに有効です。
画像が存在しないディレクトリを指定した場合もタブを開くようになります。
サムネイルビュー内に、ディレクトリ、アーカイブを表示するかどうかです。
サムネイルウィンドウのデフォルト表示モードを指定します。終了時にウィンドウの状態を保存するが off になっている必要があります。
デフォルトのサムネイルサイズを指定します。サムネイルウィンドウの状態を保存しない場合にのみ有効になります。
ディレクトリビューにドットファイル「.」、「..」を表示します。
「ドットファイルを表示」するオプションが OFF の時でも、ディレクトリビューに"."ディレクトリを表示します。
「ドットファイルを表示」するオプションが OFF の時でも、ディレクトリビューに".."ディレクトリを表示します。
ディレクトリツリービュー上に表示されるディレクトリの、サブディレクトリの存在をチェックしません。つまり、全てのディレクトリの左側に[+]マークがつくようになります。サブディレクトリが存在するかどうかは、実際にディレクトリを展開する作業を行ったときに判明します。
サブディレクトリの存在チェックをしませんので、ツリーの展開が高速になります。
ディレクトリビューのツリーラインのスタイルを指定します。
ディレクトリビューのアイコンのスタイルを指定します。
サムネイルウィンドウなどから画像をドラッグした時、ディレクトリビューの上下端でディレクトリビューをオートスクロールするようになります。
ディレクトリビューの上端でオートスクロールを始めるまでの秒数です。
サムネイルウィンドウなどから画像をドラッグした時、閉じているディレクトリを自動的に展開するようになります。
ディレクトリビュー上でツリーを自動展開するまでの秒数です。
プレビュー展開時に、フレームのサイズに自動的にリサイズします。
プレビュー展開、拡大縮小時にアスペクト比を保存します。
デフォルトの画像拡大率を指定します。フレームのサイズに合わせない場合に有効になります。
スクロールバーを表示します。終了時にウィンドウの状態を保存する が off になっている場合に有効になります。
展開する画像をメモリ上に保持するようになります。画像の拡大縮小時に、メモリ上から元画像を呼び出すようになるため、処理が高速化します。詳細はを「サムネイルビューの描画完了を速くする」ご覧下さい。
類似画像検索の、検索誤差を指定します。初期値は0.97、97%以上の合致率であればリストアップ、となります。詳細は、「類似画像検索」を見て下さい。
GImageView から利用する、各種外部プログラムを指定します。