2. 使い方

2.1. コマンドライン

以下の様にコマンドを打つと、画像ファイルを見ることが出来ます。

$ gimv [画像ファイル名...]

また、以下の様に "-d" オプションを付けてディレクトリ名を指定すると、サムネイルウィンドウに、ディレクトリの全ての画像ファイルをサムネイルで開きます。

$ gimv -d [ディレクトリ名]

以下のような感じで画像ファイル名とディレクトリ名を入り乱れて指定すると、画像ファイルはイメージウィンドウで、ディレクトリはサムネイルウィンドウで開きます。

$ gimv -d hoge01.jpg ~/ ~/images images/hoge02.jpg\
  /usr/share/pixmaps/ hogehoge.png ......

"-t" オプションを付けて、全てをサムネイルウィンドウで開く事もできます。

その他コマンドラインオプションの詳細は以下のとおりです。

$ gimv -h

Copyright (C) 2001 Takuro Ashie
Usage: gimv [オプション...] [画像ファイル名...]

  -d, --directory          ディレクトリを読み込む
  -R, --recursive          ディレクトリを再帰的に取得("-d"と共に使用)
  -D, --scan-dot           ディレクトリ走査時にドットファイルも読み込む
  -e, --ignore-ext         拡張子を無視する
  -s, --scale=SCALE        イメージビューでの画像拡大率を指定(%)
  -b, --buffer=ON/OFF      元の画像をメモリに保持するか否か
  -M, --menubar            イメージビューにメニューバーを表示
  -T, --toolbar            イメージビューにツールバーを表示
  -w, --thumbwin           サムネイルウィンドウを開く
  -i, --imageview          全ての画像をイメージビューで開く
  -t, --thumbview          全ての画像をサムネイルビューで開く
  -S, --slideshow          画像をスライドショーで開く
  -W, --wait=TIME          スライドショーの画像切替え間隔 ("-Sと共に使用") [sec]
  -v, --version            バージョン情報を表示
  -h, --help               このメッセージを表示

GUI からディレクトリを開きたい場合は、ファイルダイアログ からディレクトリ名を指定することで、開くことが出来ます。何も指定せずに「了解」を押せば、カレントディレクトリの全ファイルをサムネイルで表示します。