4. ツールバー

ここではツールバーの各ボタンのうち、ツールバーにしかないボタン(機能)について説明します。説明の無いボタン(機能)は、メニューバーに同等の機能があります。機能については項3を参照して下さい。

項目名は、ボタンにマウスカーソルを合わせた時に表示されるポップアップ内容に合わせています。

4.1. サムネイルウィンドウ

スキップ

ディレクトリビューのマウスメニューから、サムネイルを再帰的に読み込みを行った時に、任意のディレクトリのサムネイル展開をスキップします。

スキップされたタブ(ディレクトリ)は、ファイル名だけの表示となります。

中止

ディレクトリビューのマウスメニューから、[サムネイルを再帰的に読み込み]を行った時に、それを完全に中止します。

ユーザのホームディレクトリ以下をまるまる……などとしてしまった場合に使用します。

サムネイルサイズ

サムネイルサイズを変更します。

ここに任意の値を入れ、Enter した後に、「キャッシュ再読込」「全てのサムネイルを再作成」のどちらかを行うことによって、サムネイルが新しいサイズになります。

サムネイルへの反映を、メニューからではなくショートカットキーで行う場合、ESC キーを押して、サイズ入力部からフォーカスを外してください。フォーカスを外さないと、その文字が入力されてしまいます。

ここでの変更はアクティブになっていたタブにのみ有効です。

キャッシュ再読込の方法については、Tips の「[リスト更新]・[キャッシュ再読込]・[全てのサムネイルを再作成]の違いについて」を参照して下さい。

ディレクトリ入力カラム

ディレクトリ入力カラムです。アクティブになっているタブのパスが表示されます。

このカラムに、まだタブ表示されていないディレクトリを指定すると、そのディレクトリに画像があった場合のみ、新規にタブを開きます。また、ここではタブ補完が可能です。がんがん TAB してください。

サムネイルビューの表示モード

アクティブになっているタブの、表示モードを変更します。ここでの指定はアクティブになっているタブにのみ有効です。なお、指定できる順は以下6つです。

  • サムネイル

  • リネームモード

  • リスト (アイコン)

  • リスト (サムネイル)

  • 詳細

  • 詳細 + アイコン

  • 詳細 + サムネイル

  • サムネイル2

  • リスト2 (アイコン)

  • リスト2 (サムネイル)

4.2. ディレクトリビュー

ホーム

ディレクトリビューのカーソルをユーザのホームディレクトリ直下に変更すると同時に、全てのツリーを閉じます。サムネイルビューへの影響はありません。

上へ

現在のトップディレクトリを、さらに1つ上に上げます。

通常は、~/ ですから、/ になります。このコマンドは、マウスメニューのトップをここに変更を行った時に威力を発揮することでしょう(特に深層下をトップにした場合)。

更新

ディレクトリビューを更新します。

主に、コマンドラインからディレクトリ操作(新規作成・削除)を行った時に、それらを反映させるために使用します。

ドットファイル表示/非表示

ディレクトリビューへの、ドットディレクトリ表示 ON/OFF です。

4.3. イメージウィンドウ

ここに示す、イメージウィンドウ・イメージビューのズーム(拡大縮小)、フィットなどの項目は、[設定 | イメージビュー] の自動的に画像のサイズにリサイズするの影響を受けます。設定によって、イメージウィンドウが自動リサイズされたりされなかったりします。その点については、個人環境に依存しますので言及しません。

また、アスペクト比を保持する設定になっている場合、拡大縮小時にイメージビューのアスペクト比が維持されます。

等倍

イメージビューを本来の画像の大きさ(100%)にします

拡大

イメージビューを5%拡大します。

縮小

イメージビューを5%縮小します。

フィット

イメージウィンドウの大きさに、イメージビューを拡大縮小します。

X軸スケール

イメージビューの X軸方向の倍率を設定します。

Y軸スケール

イメージビューの Y軸方向の倍率を設定します。

アスペクト比を保持する設定になっている場合、この箇所は使用できません。

ズーム

上記、スケール部に入力した値に、イメージビューをズーム(拡大縮小)します。

時計回りに回転

イメージビューを時計回りに90度回転します。

ウィンドウの大きさを画像サイズに合わせる

イメージビューのサイズに、イメージウィンドウをリサイズします。[メニュー | 表示]の画像の大きさに合わせる [I]と同意です。

全画面

全画面表示にします。

もう一度ボタンを押すことで、ウィンドウ表示に戻ります。